発達障害

発達障害の交流会はグレーゾーンの人が主催だとお互いが得すると思う件

発達障害の当事者会や自助会って全国を通してさまざまな場所で開催されていますよね。

とくに大阪や東京などの都市では、人が集まりやすいので、さまざまなテーマの会が開催されていて楽しそうだなと思ってみています。

発達障害と言っても、日常生活で支障の少ない人から、支援が必要な人までグラデーション上に困りごとが違うので、選択肢が増えるほど参加者側としては嬉しいですよね!

そんな中、ふと思ったことを呟きました。

発達障害グレーの人が主催の交流会は大きなメリットがある。それは発達障害だから〜という思考停止を防ぐことができるから。共通認識は時に説明する手間を省き、考えるキッカケを失う。障害がない、グレーな人が主催になることで「困りごと」を具体的に考えるきっかけや、言語化の練習になるのがすばら

発達障害の交流会は、名前のとおり発達障害の診断を持った人が主催・参加者として参加することが多いです。

診断があることで、ASDなら空気読めないよね。とか、ADHDだったら多動でつい話を遮っちゃうよね。とか、発達障害あるあるや悩み事の共有がしやすくなるのがメリットです。

反対に、悩みごとも共通認識が強すぎると「ASDだから~」「ADHDだから~」と言葉が先立って、固定概念で物事をとらえてしまう心配もあります。

「発達障害の会ってなれ合いになっちゃうよね」という意見を聞いたことがあるのですが、それは同じ仲間と触れ合うことで起きてしまうんじゃなかなと。

そこで僕が思ったのが、発達障害のグレーゾーンの人が主催する発達会があると、その悩みが解決するだろうなということです。

今回はその理由について解説していきます。ヒントは、多様性を重視することで客観的に自分を見ることができるということです。

発達障害当事者会は診断があいまいなグレーゾーンの人が開催するといい

発達障害当事者会は診断があいまいなグレーゾーンの人が開催するといいです。

発達障害の診断を持っている人が主体にならないと意味がないんじゃない?

という意見もすごくわかります。

ただ、発達障害でグレーゾーンを持っている人が開催すると、症状が比較的軽いがゆえに、視点が違うので参考になる部分が多いと思うのです。

たとえば、発達障害の気質があるとしても「特に診断を受ける必要もないしな」と思っている人もいます。

発達障害の診断もないけど、健常者のようにあらゆる場面で適応できることもない状況を自覚し、どちらでもない「たった一人の自分」と認識しているグレーゾーンの人だと、縛られずに生きているので参考になったりします。

診断が無いのでクローズ就労をしている人、そもそも発達障害と言われているけど気にしていない人など、診断が無いグレーゾーンの人は多くいます。

しかし、発達障害はグレーゾーンで程度の差はあれども参考になることはたくさんあります。障害のむずかしさを知っている人が主催するイベントであれば、違った視点で日常的な困りごとを解決できる可能性が高いのかなぁと個人的に思っています。

似ている発達障害当事者を集めると極端になる

ぼくの呟いた内容にカフェのお客さんからリプライが来ました。

内容としては、思考が近い人が集まると極端な方向に進みやすいということで、ぼくもかなり共感できたんですよね。

特に、リプにも書いてある通り、発達障害を持っていない定型の人は何でも適応できるからいいよねという思考があります。

自分の見ている世界が辛すぎると、他の人は「何でもできていいよな」と、ついつい隣の芝生が青く見える現象が起きてしまうことはあるあるじゃないかなと。

「あの人はなんでバイトが続くんだろう」「いつも周りに気を遣えて優等生の○○ちゃんはすごい」と羨む気持ちになりますが、人それぞれ見えている世界や悩みは違います。

そこに気づけないと、自分だけが辛い!助けて!世の中不平等だ!といったように、周りが見えなくなってしまうんですよね。

あすてん
あすてん
僕も昔こじらせすぎていた時は、全員が敵だと本気で思い、自分だけが辛くて周りはイージーモードな不平等な世界だと思い込んでいました。

でも、周りを見てみると同じように悩んでいる人もいるし、悩みの種類や深さは違えど、同じ人間として同じ壁にぶつかっているのです。

そこに気づけないまま、発達障害当事者だけで悩みを共有しすぎると、極端な思い込みにつながってしまうんじゃないかなと思っています。

発達障害当事者以外の人の方が関わる可能性が高い

発達障害当事者が悩む原因の9割は対人関係だと思いますが、その相手は発達障害を持っていない人であることが多いです。

発達障害者と健常者の中では、当たり前にできることやできないことも違うので「なんでこうなるの?」と衝突してしまうこともあります。

ASD視点で言うと「なんでこんなにも雑談ができるのだろう?」と思うことも、周りからしたら「なんでそんなに真面目で考えすぎているんだろう?」と思われていたり。

これは発達障害が合っても無くても同じですが、職場でも学校でも、衝突やすれ違いは、自分と違う違う価値観や感性を持っている人に対して起きます。

そしてその原因を追究したり対策するには、違った価値観や感性をまずは理解して、どう立ち回るかを考えないといけないと思うんですよね。

もちろん、発達障害当事者同士「なんであの人はこういう風に思うんだろう?」と試行することもとても大事になってきます。

しかし、最終的なゴールとしては、悩みが起きてしまう人間の感情や感覚を理解する必要があり、その情報を持っている人に聞いた方が根本的な解決につながりやすいです。

発達障害を持っていても持っていなくても関係なく話す大切さ

実際、ぼく自身カフェを2年間やってきて、日々いろんなお客さんとトークを繰り広げています。

昼から通常営業をやっている時は、地元のおばあちゃん、職場が近い30代のサラリーマンの方、ふらっと入ってきてくれる20代前半の男女と分け隔てなく話す経験を積みました。

カフェを始めたばかりの2年前は「何を話していいんだろう?」とか「全然興味ないし理解できない」と、まさに興味がないことには全く興味がない状況でストレスはたまりまくり。

ですが、分からないなりに発達障害を持っていない人と話す経験を増やすにつれ「発達障害を持っていない人はこう思うんだ」と独自のデータを貯めることもできました。

自分と違う属性の人と話すのは体力を使うし、理解できないことも多いかもしれません。

ただ、経験値を積んでいくと、自分と相手とのギャップを知れたり、同じように自分と悩んでいることを知れたりと、敵だと思い込んでいた相手が味方になっていきます。

自分の問題を解決するには客観視が必要で、そのためには自分の立ち位置がどこか把握する必要があります。

だからこそ、いろんな人の意見をたくさん吸収することが大切なのです。

発達障害グレゾーンの人が相手なら言語化スキルが育つ

さいごに発達障害グレーゾーンの人が主催の交流会だといい理由は、言語化スキルが育つから。これも大きな理由の一つです。

発達障害に限らず、自分の得意な分野や趣味の集まりだと、どうしても説明する手間を省きがちな経験ってありませんか?

たとえば、サッカー経験者同士であれば、ルールを説明する必要もないし、オフサイドの解説もいりません。でもこれは、すでに共通認識を持っている人だからです。

発達障害の人で置き換えると、当事者同士は「○○の特性があるから大変」「○○が生きづらい」と表現しますが、発達障害以外の人からすると理解できません。

それは、発達障害の経験者ではないからです。

サッカーでオフサイドを知らない人がいれば「相手チームのいちばん後ろにいるプレーヤーより先にいる味方にパスをしてはいけない」と言いますよね。

同じように、発達障害に関して詳しくない人に対しては「日常的なこの場面で、どうしてもここだけうまくできないということがあるんです」と伝える必要があります。

主催があまり知識のない発達障害グレーゾーンの方であれば、自分の困りごとや悩みを誰にでも伝わるように言語化するスキルを身につけることができると思っています。

同じ仲間を通して切磋琢磨することも大切ですが、同じくらい違う人間と触れ合うこともたいせつなのです。

名古屋で発達障害当事者会を探しているならデカフェへ!

ぼくが店長をしている名古屋市中川区のデカフェというカフェでは、毎週金曜日の19時から発達障害について考える会を開催しています。

こんな人にオススメ!

・発達障害の会に参加するのが初めて…
・一人で参加するのが恥ずかしい/怖い
・発達障害の診断が無いけどいってもいいのかな?

と思っている方も大丈夫です。

発達障害が合っても無くても「なんかうまくいかないなぁ」と生きづらさを抱える人は多いです。

少しでも、話して楽になりたい!話す人が欲しい!という人は、ぜひデカフェのイベントをチェックしてくださいね!

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