こんにちは、あすてんです。
以前までは生きづらさを感じて仕事を何十回もやめたり、人間関係で悩む日々でしたが、いまは名古屋でカフェ店長として働くことになり、ストレスフリーな毎日を送っています。
先日に以下のツイートをしました。
発達当事者は、普通の生き方とは違う生き方を選んだ方がスッと楽になれるの可能性が高いよ😌
ここでいう別の生き方とは、
・正社員にこだわらない
・お金にこだわらない
・多数派にこだわらないなど。
普通の人とは違うことを受け入れて、プライド捨てて色々と行動すれば自分の人生見つかりやすい
— アスペルガー店長🔥あすてん (@Kojirase_tencho) September 12, 2019
以前までいろいろな「生きづらさ」を感じていた自分を思い返してみたときに、悩みのタネは「普通の生き方をしないといけない」と思っていたからだったんですよね。
学校でも家族でも「普通でいろ」と強制され、何か違うなと思いながら我慢して生きても現状は変わらず…。
自分は努力不足なのかな?ダメ人間なのかな?と思い悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな人たちに選択肢として進めたいのが「普通ではない生き方」です。
結論から言うと、周りの固定概念に合わせずに生きることですが、その中でも誰でもできる仕事ではなく、専門的な職を身につけること。これが大事です。
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自分の実体験を踏まえて「普通でない生き方」をする理由を、さらに解説していきます。
目次
発達障害でいきづらさを感じている人に「普通でない生き方」を勧める理由
いま生きづらさを感じている人は、主に環境が原因なのではないかと思っています。
そんな人たちに「普通ではない生き方」を勧める理由を解説していきます。
ざっくりと表にすると以下の通り。
- 普通の生き方=誰でもできることが当事者にはきつい
- 自分ができる努力をしたならやりきっている
- 色々な生き方があることを知ると楽になれます
普通の生き方=誰でもできることが当事者にはきつい
みなさんが目指している普通の生き方。普通の生き方=王道の生き方と思い簡単そうに見えるのですが、当事者の目線から見るとかなり難しいことが多いです。
- 普通に学校生活を送る
- 普通にバイトをする
- 普通に会社に就職して定年まで働く
この「普通」の行動が僕たちには難しすぎる。
一般的にはバイトの中でも初心者向けだと思われるコンビニでも、人間関係で失言がないように意識しつつ、目の前のお客さんの求めているものを瞬時に察知し、臨機応変に動かないといけません。
まさに、アスペルガーの「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「パターン化した興味や活動」などの特性が足を引っ張ってしまうことが多く、普通と言われる仕事をこなすことがとても大変なのです。
この原因は、世の中の普通=多数派ができることにチューニングされているから。
発達障害を持っていない人は、当事者と比較すると、こういう業務をこなせる人が多いのです。
もちろん、持っていない人が苦労していないということではありません。ただ、当事者からすると、普通の人が100でやれることを120くらい努力しないといけないんですよね。
誰でもできることが一番誰よりもできない。そして、そんな当事者を理解してくれる人が少ない。なのでいきづらさに繋がるといった構造になっているので、負の循環が止まらない人も多々…。
そして厄介なことに、日本は同調文化を大事にしているので、多数派が絶対。少数派はなぜできないの?という雰囲気が漂っています。これがモロ”いきづらさ”に直結していると思うのです。
世の中の普通こそ、自分たちにとっては苦手という現実は受け止めないといけません。
自分ができる努力をしたならやりきっている
そして、世の中で「普通」と言われていることを最大限努力しようとするのが発達当事者。
- 忘れないようになんども確認する
- メモをたくさんとる
- 相手に不快感を与えないようにコミュニケーションを意識する
みたいに、当事者の人ってめちゃくちゃ努力している人が本当に多いなーという印象があります。
ただ、そういう人に限って「これだけやってもできないから自分はダメ人間」って思い込んでいる人が本当に多い。
僕が運営している、発達障害の人たちがライフハックを共有する「おっちょこちょいの会」というグループラインの中でもよく見るし、本当に真面目な人が多い。
強い責任感を感じたり、自分を責める気持ちはわかりますが、やれることをやってダメだったら、他の生き方を探せばいいじゃないですか。
自分ができる最大限の努力をしてきてもなお、いきづらさを感じる場合は、その場所が適していないかもしれません。
やれることはやりきった時点で、いまの自分が最大限出せる力は出せているので、「今は違う」と割り切り、違う手段を考えることも大事です。
人生は人それぞれだと知ると楽になれる
世間の普通にならって生きないといけないという考えだと、できない自分に対してさらに自己嫌悪に陥ったり、「完全に自分の人生詰んでるわ」と思いがち。
周りの子はこれだけ普通にできているのに。と周りの友人や家族にも言われるかもしれません。
ただ大事なのが、周りは正解でも自分の中で違ったらそれは不正解だということ。
周りの人の影響が強すぎると、なかなか意識することは難しいのですが、この違いに冷静に気づくことは、当事者が生き抜く上で結構大事なんですよね。
そして、他の生き方があると考えるには、まずは固定概念を振り払うこと。
冒頭のツイートでも言っている通り、普通ではない生き方を考えるのも一つの手。
世の中では、多くの人が決めた常識というものが多いですが、その正解って誰が決めたんですかね。
そして、その決められたルートを辿っている人は、みんな愚痴もなく幸せに暮らしているのでしょうか。
もしそうではなかったら、自分なりに納得のいく人生を生きるために思考を変えた方が、百倍いきやすいし幸せだと思うのです。
そのためにも、世間で言われている常識の中で生きるのが大変ならば、その固定概念を振り払って、自分なりにカスタマイズする必要があります。
普通の生き方以外の選択を知ろう
ここまでで、普通の生き方がいきづらさに繋がる可能性があるということを説明してきました。
ここまで読んでくださった方の疑問点は、
ということだと思います。
何をすればいいかと言うと、冒頭のツイートの通り。
発達当事者は、普通の生き方とは違う生き方を選んだ方がスッと楽になれるの可能性が高いよ😌
ここでいう別の生き方とは、
・正社員にこだわらない
・お金にこだわらない
・多数派にこだわらないなど。
普通の人とは違うことを受け入れて、プライド捨てて色々と行動すれば自分の人生見つかりやすい
— アスペルガー店長🔥あすてん (@Kojirase_tencho) September 12, 2019
ここでいう普通ではない生き方は、
- 正社員にこだわらない
- お金にこだわらない
- 多数派にこだわらない
自分はこうしないといけないという常識にこだわらず、少しひねったような生き方ができないかな?と考えることが、いきづらさ解消に繋がります。
正社員にこだわらない
ぶっちゃけ、続けるのがしんどい正社員をやり続ける必要性ってあんまりないと思います。言い方は悪いですが、事務職などの専門職以外の職業となると、替えが利いてしまうので、安定とは言い難いのが現実。
大手企業でさえ切られることが増えていますからね、恐ろしい。
ただでさえ多くの人が「しんどい…」と言って辞めている一般職に、発達障害の人が馴染もうとしても、なかなか険しい道ではないかなと思っています。
障害者雇用であれば、配慮が受けられたりと話は変わってきます。ただ、発達障害を公表せずに、苦手の多い仕事をすることは、ゲームで言うと制限をかけた「縛りプレイ」をしているようなもの。
というのも、僕もホテル業界を経験したことがあるのですが、本当に無理でした。マルチタスク業務の量が多く、そこで「みんなが要領よくできる仕事は向いていないんだなぁ」ってマジで思いましたもん。
元々できない特性があるのに、苦手分野で働くとかなり険しい道が待っています。
そこでどうしてもやりたい仕事であれば別ですが、違うのであれば、自分が安定的に続けられる仕事か、安定的に価値を提供できる仕事を選んだ方が絶対に得です。
とくにアスペルガーの方は、誰でもできるオールマイティな仕事への耐性が低いからこそ、専門的な分野を伸ばしたほうがいいと思います。
好きなことで生きていく選択肢
特に発達当事者の方は、「好きなことしかできない」という人が多いです。逆に言うと、好きじゃないことはパフォーマンスが落ちてしまうことを意味していますよね。
だからこそ、その特性を上手に使うことで、「好きなことで生きていく」可能性を高めることもできると思います。
そもそも、好きなことが見つからないっていう人の方が多いですからね。自分は何が好きなんだろう?みたいな。
そんな中で、好きなことが見つかっていて、さらに好きな事しかできないならチャンスでしかないです。
とくに、生きづらさを抱えている人は、自分の力で稼ぐスキルを身につけておくと、人生の選択肢が大きく広がります。
スキルの一覧としては大まかにこんな感じです。
- 動画編集
- ブログ
- ライター
- アフィリエイト
- プログラミング
- WEBデザイナー
- イベンター
好きな事だったとしても、すぐにお金を稼げるかと言うと難しいです。さらには、数ヶ月単位で実力を積み重ねる必要があるので早くは稼げません。
それでも、自分の好きなことを追及して経験することで、少しでも稼ぐことっていうが可能だったら嬉しくないですか?
発達障害の人が持っているこだわりの強さや集中力は、時に大きな威力を発揮します。
そのため、興味があるものからとりかかることで、その威力を存分に発揮することができます。
オススメはWEB系のスキルです
オススメはプログラミングやWEBデザイナーなどの、WEB系スキルです。
今市場が拡大しているのと、場所を選ばずに働ける手軽さから人気なスキルになっています。
実際、WEB系のスキルであれば、数万円の副業レベルなら再現性は高いです。なぜなら、僕自身が独学で勉強して月5万円ほど稼げたからです。
もちろん、プログラミングをやる事が好きだったからというのもありますが、独学で副収入が稼げるのであれば、プログラミングスクールで習得すればさらに安定して稼げるようになると思います。
そこで注目なのが、DMM WEBCAMPです。転職型プログラミングスクールも言われていて、3か月間のカリキュラムを達成すれば就職・転職保障が付いています。さらに、就職できなかったら全額返金制度も。
「正社員にこだわらないんじゃ?」と思うかもしれませんが、自分の特性や力を存分に発揮できる場所であれば話は変わります。
自分にとって活かせそう、できそうかも?という仕事を始めることが第一です。まずは、無料カウンセリングを通して相談してみることをおすすめします。
\プログラミングスキル習得から就職・転職まで/
DMMWEBCAMP
・転職型プログラミングスクール
・3か月のカリキュラムで徹底サポート
・就職・転職サポートつき(全額返金保証制度あり)
・教室使い放題、質問し放題でやり抜く環境
・受講生の95%が未経験からエンジニアに!
また、コロナの影響で外に出られない。オンラインでプログラミングスクールを受けたい方は、CodeCamp もオススメ。現役エンジニアから直接学べるプログラミングスクールになっています。こちらは、無料体験付き。
どちらも、無料でカウンセリングや体験ができるので、それぞれ比較しつつ、自分に合ったプログラミングスクールを選んでみてください。
お金にこだわらない
発達障害の強みを生かして生きていくぞ!という気持ちはあまりなく、ほどほどに生活できればいいなと思っている人はお金にこだわらないという選択肢もアリです。
ここでいうお金にこだわらないという方法は「別にお金がなくても幸せだなぁ」と思える基準まで自分を持っていくことです。
実際、発達障害を持っている人に会ってきた中で、人と接する仕事が苦手なのに、接客業や介護など人と直接関わる仕事を選ぶ人がかなり多かったんですよね。
これは「承認してもらいたい」「社会にいる意義を感じたい」という強い感情が大元なのかなーとぼんやりと思いました。
逆にいうと、お金の優先順位は低く、最低限度の生活+自分を理解してくれる仲間たちといるだけでかなり幸福度が高い状態になるのではないかとも思ったんです。
そのためには、
・生活のランニングコストを下げる
・幸福度の高い状況を作る
この2つだ大事だと思っています。
ランニングコストを減らすには、一人暮らしの場合なら、シェアハウスに住む/地方に移住する。固定費を下げるために携帯を格安SIMに変えみたりと、方法は様々。
ここで解説すると長くなるので割愛しますが、足るを知るという生き方も選択肢の一つです。
多数派にこだわらない
発達当事者としてお店でイベントをやっているぼく自身の感想ですが、発達障害を持っている人の特徴として「普通に生きるために頑張らないと」と思っている人が非常に多い印象です。
これは、小さい頃から「普通でいないといけないよ」と言われ続ける家庭で育った場合や、発達グレーゾーンの人に特に多いイメージ。
発達障害は見えないので、表面の一部だけを見て判断されることが多いです。それがキッカケで、どうしても世間の普通を押し付けられてしまいがち。
こう言う人たちと付き合うことは悪いことではありませんが、あまりにも押し付けられるとストレスになりがち…。
だからこそ、多数派が絶対に正しい!という思い込みのコリをほぐすためにも、そこに縛られずに生きている人に会うという手段をオススメします。
幸いにも今の時代では、多くの情報を誰でも手に入れることができます。ということは、当事者の多種多様な生き方もネットで見つけることができると思うんですよね。
なので、発達当事者でありながらも自分なりの人生を生きている人の情報をチェックすることも大切です。
特にチェックしてほしい人はこちら。
なっつんさん(@nattsu_326)
→発達障害を持ちながらもWEBデザイナー/ライター/翻訳などで活躍。ブログやツイッターなどで発達当事者に対して有益な情報を日々発信している方。語り口調が優しくて気持ちが楽になれます。ようすけくん(@youtubernagoya)
→発達障害を持ちながらも、「名古屋栄で友達ができるBar」として旅Barのオーナーを務める。今は守山区で彼女と一緒に移動販売をしたり、YouTuberとして活躍。すさまじい行動力を持つすぐるCEOさん(@suguruCEO)
→渋谷の発達障害バー「BAR The BRATs」の経営者兼発達障害系YouTuber。発達に関する情報を動画でわかりやすく解説していて、様々な人とコラボもしている方。
親とずっと一緒に生活していると考え方が似るように、良くも悪くも人は周りの人の価値観や考え方に大きく影響を受けます。
自分に合わない価値観に苦しんでいる場合は、そんな価値観を逆手にとって武器にしていたり、いきづらさを解消している人の価値観や考え方を吸収するのも面白いかもしれません。
納得いく人生を送ろう
というわけで、今回の記事はここで終わりです。
発達障害を持っていても、生き方は十人十色で本当に人それぞれ最適解は違います。自分で考えることは大変ですが、ベストな生き方を見つけることで、いきづらさを解消できたり、自分に納得できる人生を歩むこともできます。
まずは、情報を収集して選択し、小さな行動を起こしていけば、少しずついきやすい未来に繋がるのではないでしょうか。