発達障害

発達障害の人はお金より環境を取ったほうがいい理由【実体験あり】

ども、あすてんです!

名古屋のイベント型カフェで昼から夜まで毎日営業しています。
先日に下記のツイートをしました。

 

 

【仕事を10回辞めた俺が言う】

発達当事者は、お金の安定よりも、環境の安定を取った方がいいと思う😌

というのも、お金を安定して得るためには、理解ある環境で働き続けることが必須条件だからです。

目先の利益も大事だけど、あとあと自分の肯定感として返ってくるので働く環境を優先しましょう

— アスペルガー店長🔥あすてん (@Kojirase_tencho) June 19, 2019

 

いまはフリーランスとしてカフェで働いています。フリーランスは雇用形態が特殊で、固定給として支給されないので収入は不安定ですが、働きやすい環境なので毎日が楽しいです。

そんな僕が、発達障害当事者はお金よりも環境を取るべき理由を実体験を踏まえて解説していきます。この記事は1年前の自分に当てて書こうと思います。

発達障害持ちはお金より環境を取ったほうがいいです


さっそく結論ですが、発達障害を持っている人はお金よりも環境を取った方がいいです。このブログを読んでる読者さんはお金を取ると言った時に、安定的に稼げるということを想像するかと思います。

ただ、本当の意味の安定とは、長く続けることができる状況なので、お金よりも環境が定まっていることが大前提なんですよね。

ここで僕の体験談をすこし。

ぼくは安定的に正社員で稼ごうと発達障害を公表せずにホテル業界で働きましたが、マルチタスクのオンパレードで、仕事も上司の話も理解できずに退職しました。そのあとは鬱になり、立ち直るまでに時間がかかりました。

ぼくも最初は正社員という安定をとったのですが、結局は体調も崩して仕事も辞めて、お金も環境も失ってしまったという悲しい過去です。正社員の月20万円にすがりつきすぎましたね。

あくまで僕の経験談ですが「世間はこうだから」「親がこういうから」と、このような状態みたいに無理をしている人も少なくないのではないでしょうか。

 

上記の経験から読者の方に伝えたいメッセージは以下の3点です。

 

①自分にあってない環境で働くリスク
②二次障害につながる危険性
③理解ある環境がいちばんの安定

順に解説していきます。

①自分にあっていない環境で働くリスク

自分にあっていない環境で働いていると少しずつストレスが溜まっていきます。というのも発達障害を持っている人は周りの理解を得られないことが多々あるので、職場でのすれ違いが頻繁に発生することが多いです。

たとえば、発達障害を公表しないまま働くクローズ就労という形や、自分の特性に合わない苦手な業務が多い職場など。

ある程度その場にサラっと順応できる人ならまだしも、もともとハンデを負っている発達障害という状況の中で、苦手な分野にいると心身ともにさらに負荷をかけてしまいがち。

 

さらには「なんだかうまくいかないな、自分はこの職場に向いていないな」と思っていても「お金がという意識が働くと、無理をしてしまいがちです。

世間体は親、周りの同僚や学校の友人など、相手を比較してしまったらキリがないですし、
自分の人生を生きれなくなってしまいます。

この状況になる前に、自分はどうしていきたいかという意思を大切にしないといけません。

②二次障害につながる危険性

上記の続きになりますが、自分にあっていない環境で働き続けることで、二次障害につながる可能性もあがります。

理由は、発達障害を持っている人が真面目すぎることです。自分に当わない環境で働き続けると、ちょっとしたミスやでも自分のせいと思ってしまったり、次のミスに備えようとしてかえって空回りしたりと、負のループにはまってしまいます。

 

この状況になると、仮に仕事のミスが会社やチームとしての原因だとしても、全て自分のせいじゃないかなと捉えてしまうようになります。そうなると自尊心は低下する一方ですよね。


それが引き金に二次障害に繋がったり、立ち直れなくなって社会復帰できなくなったら、あとあとかなりきついと思います。冷静にいまの環境が自分にとって合っているのかを考えられるうちに、次の一歩を考えるべきです。

③理解ある環境で働くことが一番の安定

以上のことからわかるように、お金を安定的に取ろうとすることで、かえって自分を追い込む負のループにはまってしまうということは理解してもらえたかなと思います。

最初は安定的な収入を得るために働いていたのに、体調を崩して仕事を辞めてしまったら、
お金どころか環境も失ってしまうので、本末転倒ですよね。

だからこそ、発達障害の方が仕事をするという状況になったときに、考えて欲しいことは、まず環境を最優先にするべきだとぼくは思います。

自分にあっている環境だと、無理なく働くことができるので、勤続年数も長くなります。
長くなればなるほど仕事に対する余裕が出てきたり、昇給やスキルアップの確率も上がりますよね。

何がいいたかっていうと、結果的にお金よりも環境を優先した方があとあとお金がついてきくるということです。

最初にお金を取ることは目先の利益にはなりますが、環境を優先する方が長期的に利益は大きくなりますよ。

発達障害持ちが自分にあった環境を選択するには


理屈ではわかるけど「じゃあ結局どうすればいいんや」ってなりますよね。そんな方のために、自分にあった環境を選択するための方法を解説します。

その方法とはズバリ

①今の環境を振り返ること
②ひどい状況なら環境を変える勇気を持つ
③変えられる場所から変えていく

です。

①今の環境を振り返ること

まずは自分がいま働いている環境を振り返ってみましょう。冷静に考えることで、自分が今どのような状況にいるか判断することができますし「気がついていたら倒れていた」なんていう最悪の事態も防げます。

いくつあてはまりますか?

・自分にあった就労形態か(クローズ/オープン)

・精神的・身体的ハラスメントを受けていないか

・苦手な業務が多くないか

・人間関係でぎくしゃくしていないか

・周りから理解、尊重してくれているか

・悩みを打ち明けられる同僚や上司はいるか

・無理なく続けられる仕事か

・感情を失っていないか

当てはなる項目が少ない人は、適した環境で働くことができていて、
当てはまる項目が多い人は、無理をして働いている環境という可能性が高いです。

「もともと仕事なんて我慢してなんぼ」という意見もありますが、世の中の多くの社会人は、我慢と発散のバランスをうまいこととっています。たとえば、会社で嫌なことがあっても愚痴を言って発散するとかですね。

そのバランスがとれていない我慢は、「無理をしている」という状況です。
いま気づけたら一度立ち止まるべきです。

②ひどい状況なら環境を変える勇気を持つ

じゃあどうすればいいんだっていう話なんですが、ひどい状況なら少しずつ環境を変えていくのがベスト。

発達障害の方は極端に考えてしまいがちなので、キツイからやめる!と思う方もいるかもですが、とりあえず段階を踏んで様子見することが結構重要じゃないのかなーと。

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こんな状況になってほしくないからこそ、早い段階で今の状況に気づいたら、
徐々にできることから環境を変えていくことが大事です。

変えられる場所から変えていく

もし環境を変えられる気力がまだ残っているのなら、変えられる部分から環境を変えていきましょう。手順は下記のツイートの通り。

 

 

仕事が合わないから辞める前に、少しずつ変えられないか試しつつ、もしそれで調子が戻ったら解決しますよね。そして、それが一番労力を使わないベストな選択肢だと思います。

純粋に、発達障害の人は仕事を辞めるにも転職するにもかなり体力を使うと思うので、できることころまでとりあえずやってみるという精神を持った方が楽かもしれません。

なので、難易度が比較的簡単な順から試してみるのもアリです。

・有休消化

・発達障害のカミングアウト(上司のみ)

・発達障害のカミングアウト(全体)

・部署移動

・転勤

・退職/転職

全てやってみてもダメな場合に、退職や転職を考えるのが一番効率的で、自身も納得するのではないでしょうか。

自分の人生を生きよう

ということで、今回の記事はおわりです。

まずはできることから初めつつ、ダメだったら諦めて次に行く。
そのくらいのテンションで考えると楽になると思います。

自分の人生を生きるには、納得いく環境で働くことが大事です。

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