アスペルガー

アスペルガーの仕事選びの基準は主に3つです【経験者は語る】

こんにちは、あすてんです。

名古屋のカフェで毎日営業しつつ、毎週金曜日に当事者イベントを行ったり、全国からきてくれたフォロワーさんと話したり、空いた時間で情報発信などしています。

そんな中で、アスペルガーに向いている仕事は何かなっていうところを考えたところ、以下の3つかなと思いツイートしました。

 

アスペルガーの仕事選びの基準は、

①合理的であるかどうか
②変化が多すぎないか
③マルチタスクが多くないか

で考えましょう

会社の空気や上司によって変わるので、一概には言えないけど、上記の3点を主軸に考えるとハズレを引きにくいと思っています😌

ぼく自身、アスペルガー当事者として仕事選びにはだいぶ苦労してきました。

大学生時代のバイト経験数は10個以上。そんな自分の経験則として、アスペルガーの仕事選びについての基準はこの3つだと思うので、その内容について深掘りしていきたいと思います。

アスペルガーの仕事選びの基準は主に3つです

結論からいうと、アスペルガーが仕事を選ぶときに参考にするべき基準は以下の3つ。

①合理的であるかどうか
②変化が多すぎないか
③マルチタスクが多くないか 

 

よく仕事選びのサイトにも載っていると思いますが、実体験を元に解説していきます。

①合理的であるかどうか

まず一つ目に仕事内容が合理的であるかどうかという点ですね。ここでいう合理的というのは、仕事に「答えがあるか」ということです。やる意義や意味があるのかという点ですね。ここでいう合理的の定義でいうと、

合理的な仕事:経理 

合理的でない仕事:接客

みたいな感じです。

経理とかだと手順や方法がしっかりしているため、道筋が立っていてシンプルに理解しやすいですよね。一方、接客業だと、お客さんの数だけ答えが存在するので、答えが一つとは限りません。

 

そのときに瞬時に対応できればいいですが、相手の要求に対して「これをする意味ってあるのかな」と思ってしまう方はストレスを溜めてしまうかもです。

 

実際、いろいろな当事者の方に聞いた話の中でも「やる意味があるかわからない仕事は全くできない」という意見が多々あったんですよね。理由がわからないと集中力が著しく下がるみたいです。

 

ぼく自身も接客業をやっていたとときに「この作業なんでいるの?」みたいなものは全然覚えられなかった思い出があります。だからこそ、仕事自体に合理的な理由があればあるほど、ミスが減ったり仕事に馴染むことができると思います。

②変化が多すぎないか

次に変化が多すぎないかですね。変化というのは

  • 仕事内容
  • 環境
  • 人間関係

など。

理由としては、アスペルガーの特性の先のことを想像する力が乏しく、変化に対しての対応が難しいから。

部署移動が頻繁に行われたり、全国職など転勤が多い会社はとくに変化が多いですよね。
そういうところだと人間関係も仕事もリセットされたり、変化に適応できないとかなり負担がかかるかもです。

といっても、変化が全くない仕事なんてないじゃないかという意見もあると思いますが「できるだけ変化を少なくする」ようにコントロールすることはでき流と思うんですよね。

上記の3つのうちでも、

仕事内容は覚えやすいけど部署移動する可能性がある職場
仕事も覚えにくいし、変化が多い全国職

だと、単純に変化の負担が2倍です。
変化に適応する自信があるぜ!という方ならいいですが、そういう読者さんは少ないと思います。というか、いたらアスペルガーで悩んでいないかと。

0にするのは難しいですが、変化の数をできるだけ自分でコントロールしることで、生きづらさは緩和できます。

③マルチタスクが多くないか

最後に、業務の中にマルチタスクが多くないかです。もうこれは、発達障害の悩みの代名詞というくらいあるあるではないでしょうか。

マルチタスクの業務が多い場所は避けるのが吉ですが、マルチタスクと言っても、業務内容が多いというよりかは「短時間で多くの処理をする」マルチタスクがアスペルガーには苦手な傾向があります。

コンビニとかウェイターとかはまさに代表例ですね。

レジ打ちしながらホットスナックを取り、タバコの銘柄を選ぶ、そして公共料金の支払い処理をする。みたいな、限られた時間で多くの処理をするのはかなりレベルが高い。

多くの人はコンビニだったり居酒屋だったり、接客を難なくこなす人が多いですが、当事者の目線からすると、その業務が詰まっている飲食業って鬼のように大変なんですよね。

ただ、個人経営店など、常連さんとの距離が近くて許容範囲が広いパターンや、
オーナーが理解者だったり、自分1人で物事を決められるような特殊な場合だと、当事者でも飲食店でうまくやれる場合もあります。

あすてん
あすてん
アスペルガーだけど飲食店で店長をやってる僕が通りますよ

 

ただ、そういう環境は特殊であまりないので、前提としてマルチタスクのある業務は酒田穂がいいというのが僕の意見です。

アスペルガーが適正の仕事を選ぶには

ここまで読んだ方からすると「どうすれば自分にとっての適職が見つかるんだ」と思う方がいるかもしれません。

僕が思うに、アスペルガーが適性の仕事を見つけるには、自分を知ることが最善の手かなと思います。

というのも、アスペルガー当事者といっても一概にまとめることはむずかしく、当事者の中でも、さらに人それぞれ得意不得意のバラツキあるからです。

 

アスペルガーの大まかな特性に対しての仕事選びの基準は上記の通りですが、自分の特性やクセなど、細かい部分は自分で知り、カスタマイズしていかないといけないんですよね。

そしてそのためには、

自分には何が得意で何が不得意か。
どこまでできて、どこまでができないのか。

自分を知ることが、よりよい仕事を選ぶことができる可能性をあげてくれます。
ここを知らずに、当てずっぽうでとりあえず前に進もうとすると、問題点も解決できないし、消耗戦になってしまいます。

あすてん
あすてん
根拠のない自信を持って10会接客業をやってみたけど、全部うまくいかなかった経験があります

だからこそ、まずは自分を追求し、どういう仕事が向いているのかを客観的に知ることが大事です。

自分を知るためのオススメの自己分析方法

自己分析の方法としては以下の通り。

・思考法の本を読む

・性格診断ツールを使う

・当事者会などから刺激を受ける

ささっと紹介していきますね。

ゼロ秒思考(書籍)

マッキンゼー大学という超エリートしか入れないような会社で14年間活躍した著者の思考法を解説した本です。

そんなエリートの思考法なんて絶対に自分にはできなと思いきや、必要なのはA4用紙と1本のペンだけという、超絶シンプルな思考法。

自分も、自分がどうしたいかわからなくなった時にこの本に出会い、半年くらい実践してみたのですが、思わぬところから自分が知れたり、問題解決の糸口が見えてきたりと、かなり自分を知ることができるのでオススメです。

ストレングスファインダー(書籍)

 

これもかなり有名な自己分析ツールですね。
本の巻末についているコードを専用のサイトに打ち込み、質問に答えていけば自分の特性がわかるというシステム。

本の代金2,000円と+30分ほどの時間で、自分の知られざる強みを知ることができます。

ただ注意点として、海外発祥のツールなので和訳がすこしわかりづらい部分があります。
回りくどい言い方だと理解できない…という方はあまりおすすめできないかも。

あすてん
あすてん
ところどころ理解できない質問と制限時間によって、集中して解けなかった思い出…

そこらへん大丈夫だよー。という方は受けてみると細かい診断をしてくれるので、やってみると面白いと思います。

性格診断ツールを使う(グッドポイント診断)

 

誰しも一度はお世話になったであろう、リクナビの強み発見ツールです。ストレングスファインダーより簡単に、しかも無料で受けることができるのが大きなメリットですね。

もともと転職活動で自己を分析するためのツールなので、仕事に対してどういった強みが生かせるのか知ることができるのもいいですね。

上記の書籍と違い、金銭的な損はないので、やるだけやってみるのもアリです。

当事者会などに参加する

あとは同じ悩みを抱えている当事者に会いに行くのも有効な手段です。

リアルで人と話すことで自分の思っていることを客観視できたり、当事者の働き方・生きかたなど等身大の目線で様々な選択肢を知ることができます。

やっぱり、同じ目線で物事を見れる当事者の方と話すと、共感できることもあって、より悩み事に対して深く考えるきっかけにもなるんですよね。

注意点を一つあげるとしたら、ポジティブ思考の当事者と会って話すのが一番いいです。

場所によって雰囲気は大きく変わるので、事前に情報を仕入れておくと、いい出会いに繋がります。そこらへんも意識するといいかもです。

自分を知るために動こう

今回の記事はここで終わりです。このブログを見ている方はポジティブで前向きな方だと思いますが、まずは行動しないと自分を知ることはできません。

生きづらさというのは、普通の生き方ができないから生まれる問題。

だったら、違う生き方について知る必要がありますし、そのためには自分をもっと知らないといけません。

いっけんめんどくさくて大変ですが、自己の追求をすることで、自分に合った仕事を選びやすくなり、結果的に幸福度が上がります。

まずはできることから始めつつ、徐々に自分を深掘りしていく習慣を作っていきましょう。

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