という悩みを持っていませんか?
結論として、副業として数万円であれば発達障害の人にも稼げる可能性は大いにあります。理由としては「苦手なことを避けつつ最小限であれば稼げるから。
僕自身、フリーランスとしてイベント型の店長をやっていますが、最近では収入源の柱を何個か作って、数万円程度稼ぐことができています。
「数万円じゃ満足できない」と思う方もいるかもしれません。ただ、バイト以外の選択肢としてお金を稼ぐとなると、最初の1円を稼ぐことが難しいんですよね。
数万円でも、自分で1円でも稼ぐことができたら、その感覚を大きくしていき、さらに稼ぐことができる可能性も増えていきます。
ということで、今回は「発達障害の人がお金を稼ぐための副業のススメ」について解説していきます。
目次
発達障害の人でも手軽に稼げる方法はある?
発達障害でも稼げるのかなと不安に思っている方もいますが、結論稼げます。
稼ぐ手段はそれぞれですが、主に発達障害の人が狙うべきところは「ネットビジネス」です。
これはアムウェイとか怪しいマルチ商法のことを言っているわけではなく、ネットを通してお金を稼ぐ手段のことを言います。
具体的には、文章を書いたり、動画を取ったり、アクセサリーを作って販売したりっていう感じです。メルカリでモノを売るのも一つですね。
このネットビジネスの何がいいかというと、発達障害の人に向いているものが多いという点です。そこが発達障害持ちの僕自信からしても魅力的な部分です。
細かく理由を分けると多きく2つ。
①特性に当てはまっている
②リスクが少ない
順番に解説していきますね!
①特性に当てはまっている
ASDで言えば「一人で集中してずっと作業をしていられる」「単純作業が得意で長く続けることができる」という点です。
ADHDでいうと「発想力を活かしてできる仕事」ですかね。
仕事で悩む発達障害の人の多くは「人と接して仕事をすることが難しい」という特徴があります。
コミュニケーション面であったり、ケアレスミスなどによって中々仕事がうまくいかないっていうこともありますよね。
ただ、ネットビジネスだと、基本的に人と接することが無い。
自分のペースでできるという点で、発達障害の人にはかなり向いているんです。
②次にリスクの少なさ
副業をしたりビジネスを始めるときに、切っても切り離せないのはお金の問題です。
お金を稼ごうという時にお金を使うものも中にはあります。
たとえば、せどりやFXや仮想通貨など。これらは稼ぐ金額が大きくなりやすいです。
反対に、軍資金が必要になり、どう増やすかを緻密に計算しないと一気にパーになります。
もちろん、レバレッジを利かせることができれば上手くいく可能性もあります。
ただ、お金の管理が曖昧なADHDの方だと、リスクが大きいので、辞めたほうが良いと思いうんですね。
だからこそ、今回は副業の中でも「金銭的なリスク」が少なく「とりあえず手を付けようかな」と思えるものをピックアップしました。
発達障害の人が副業をするなら何が一番オススメか?
以上のことを踏まえて発達障害の人が副業をする際にオススメできる順に紹介していきます。
自己アフィリエイト★5
まず初めに自己アフィリエイトです。
「アフィリエイトって何?」という方に向けて説明すると「企業の代わりに商品を宣伝することで売れたときに報酬をもらう」というシステムです。
会社で例えると「会社の商品を営業マンが売って、売れたら営業マンに歩合でお金が入る」という感覚です。営業マンのインターネットバージョン。
そして自己アフィリエイトは「自分で商品を紹介して自分を買う」ということです。
「そんなの不正じゃないか」と思われますが、広告主がOKしている物であれば、実際に自分で購入して報酬を受け取れます。
デメリットは、住所登録がめんどくさいこと。そして、FXの口座開設など報酬が高いものは「実際にトレードを何回かする」条件があること。
年会費が必要なクレジットカード、取引が必要な口座開設のものは単価が高い代わりに金銭管理がアバウトな方は気を付けましょう!
不用品販売アプリ★4
次に不用品販売です。先ほども解説したしたメルカリもそうですね。
コロナウイルスの影響で、外に出られない状況が続いていると思うので、いまだからこそ掃除をしていらないモノを売るのはどうでしょうか。
ちなみに高く売るためのコツとして、時流に乗った商品を売るのがオススメ。
たとえば、いまのコロナウイルスの状況下では、外出しづらいこと。なので、家で楽しめるものだといいでしょう。ゲーム機やフィットネス用品を狙うと売れやすいかもしれません。
Nitendo Switchなどはかなり高く売れるみたいですよ!
買う方は悲しいですが、ネットの市場でその価格で出回っているなら、売る側のタイミングとしては今売るのが賢明です。
UberEats★4
最近よく見かけるのがUberEatsです。緑色の大きめのバックを背負って、チャリンコやバイクに乗っているアレですね。
飲食店などから来る依頼を受けて、商品の注文を完了させると報酬としてお金がもらえるというシステムです。
何よりも、好きな時間に働いて好きな時間にやめることができる。
それが、発達障害の人からするとストレスフリーでかなりオススメ。人と関わることもないし、仕事に遅刻するというミスもないですからねw
問題は個人事業主登録なので、労災が下りないことや確定申告を自分でしないこと。
ただ、フリーになって自由度が上がるにはこういうリスクはしょうがないです。物事はトレードオフですからね。
また、自分で働く時間を決めることができるので、Maxで働くと月40万稼げるなんて噂も…。
UberEats配達員をやってます
比較的稼ぎ時の土曜のお昼
現在時給650円ですいわゆる月に620時間
31日休まず日々20時間稼働すれば
月収40万円超えます— ふらっしゅUE配達員🚲🐕🐢 (@UeMinions) May 2, 2020
ここまで行くとプロの領域ですが、気軽に始めるお小遣い稼ぎとしてはかなり効率がいいと思います!
minne★3
minneではハンドメイド作品を売ることができるサービスです。
メルカリの「ハンドメイド作品バージョン」という感じ。
自分が作ったハンドメイドを誰かに買ってもらうことでお金を稼ぐことができます。
発達障害の情報発信をしている僕が、タイムラインを眺めて思うことが「ものづくりのクリエイター」の方が多いなということ。
発達障害を持ちながらもハンドメイドをしている人は会ったことがありますし、Twitterでも見かけることが多いです。
これも自分の好きなことや得意なことを、minneというプラットフォームから販売できることができます。
ブログ★3
こちらも発達障害の人がお金を稼ぐには始めやすいです。
ブログのメリットとしては初期費用がかなり安くレンタルサーバー費用(月額1000円ほど)を払うことで、始める手軽さが強みです。
僕自身もこのブログを書いていますし、他の当事者の方でもブログで稼いでいる方もいます。オススメの理由としては始めやすさです。
また、商品紹介や広告費によってブログの収益はあがりますが、今ではニッチな分野に詳しい人が SEO(検索エンジンで上位表示させること)が強いと言われています。
理由としては大きなキーワードは企業サイトや、昔からやっているブロガーに負けてしまうから。
そんな時に、他と違う経験や興味関心の強い分野に対して狭く深くブログを書ける人は希少価値を見出しやすいです。
発達障害の人であれば、自らの人生経験をわかりやすく解説したり、どうしても好きなものやことを徹底的に解説するブログも需要があったりします。
Note★3
Noteも最近はやりのサービスです。
誰でも手軽に始められて、すぐに文章を書くことができます。
このサービスならではの機能としては、有料記事販売ができるということ。これは、書いた記事に対して自分で値付けをして売ることができます。
僕自身も、お店で経験したことや発達障害との向き合い方について単体記事として販売して副収入を得ています。
あまりに高いものは売るのが難しいですが、毎日コツコツと買って読んでもらう記事を意識しましょう。
そうすることで、お小遣い稼ぎと文章力の両方を身につけられるんじゃないかなと。
サポート機能として応援したい人に投げ銭出来るシステムもあり、他と違う体験やエピソードを活かせるチャンスがあります。
Youtube★3
こちらもメジャーとなっているYoutuber。
「好きなことで生きていく」という言葉が生まれたのもYouTubeから。
自己表現したり経験をお金に変えるためにはうってつけなサービスですね。
「動画の時代は芸能人が参入してきたからもう遅い」と言われますが、まだまだニッチな分野は空いていること。
加えて、5Gの時代になるにつれて、どんどん動画市場が拡大することから、2020年以降に向けて参入できるといいかもです。
ライブ配信★2
こちらも動画を配信するという理由ではYouTubeと同じですが、気軽に始められるライブ配信アプリなどもあります。
YouTubeを同じで、見てくれるファンを増やしていくのがコツですね。投げ銭などをしてもらう機能もあります。
スマホで暇つぶしにライブ配信をしながら収入を稼げたら理想ですが、投げ銭メインになると「ファン」を作らないといけないので、簡単にはいかないかもしれません。
しかし、ライバーとして一回の配信で何万も稼いでいる人もいるので「一度挑戦してみたい!」という人のはオススメ。
実際にうまくいくの?
「そんなうまい話があるのかな」と思いますが、正直うまくはないです。
簡単には稼げません。というのも、1時間働いたらこれくらい貰えるというシステムではなく、積み重ねることで収入が増えるという仕組みだからです。
会社でイメージすると、自分で商品を作り自分で売っていくという感じですね。なので、時間がかかります。
ただ、時間を書けることで将来的に収入として返ってくるっていうだけです。
そこで、長くコツコツとやり続けることや「好きなこと」に対して過集中で取り組める発達障害の特性は、長期的にやり続ける副業にかなり向いているんじゃないかなと思っています。
どの手段で稼ぐかは人それぞれですが、お金を稼ぐ手段は多いので、順番に解説していきますね。
失うものとしては時間だと思いますが、何をするにしても時間かお金は投資しないといけないのでそこは我慢しましょう。
このリスクの少なさが、行動のしやすさに繋がり、のちのちの収入の柱になる可能性を高めてくれます。
発達障害の人は不安定な時代こそお金を稼ごう
今回は発達障害の人がお金を稼ぐための副業のおすすめについて書きました。
向き不向きはあるかもしれませんが、紹介したほとんどは、時間をかけて積み重ねれば、収入の柱を作ることができます。
たとえ数万だとしても侮るなかれ。1個2個と積み重ねば山になります。
今だと想像しやすいかもですが、コロナウイルスなど想定外の出来事が起きたときにこういった収入の柱があると、精神的にも金銭的にもにもかなり安定します。
これからの時代も副業解禁などで、自分の力で稼ぐ力はつけておいて絶対に損はしません。
「自分にはできるかな」という方のために、初期費用が少なく手軽に始められる方法を集めました。あとは、余っている時間をどうやって自分に投資していくかだけです。
実際、発達障害を持っている人でも、特定のことに強い関心を持てたり、周りが出来ないことを淡々とやりつづける胆力も奥底にあると思います。
仕事をしていて「うまくいかない」「もう自分なんてダメだ」という方こそ、自分の本当に向いている仕事探しの第一歩として、副業を始めてみることをオススメします。
投資するのはお金ではなくて時間です。
何もしていない時間やスキマ時間を、うまく活用して「発達障害の自分」の能力を見つけるために、自己投資をしていきましょう。
ということで今回の記事は以上となります。
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