発達障害

発達障害の生きづらさ解消のカギは「外注化」にある件【苦手を避けよう】

「発達障害の生きづらさが軽減されないなぁ。何かうまくいかないし、人と比べてしまってモヤモヤする…。発達障害があるからしょうがないのかなとも思うけど、どうにかして生きづらさを解消したい…。」

発達障害で生きづらい人は全部自分でやりすぎている

生きづらいと悩んでいる人の多くは、全部自分でやりすぎていると思います。

発達障害の人ならほぼ全員が抱えている問題として出来ること出来ないことの凹凸が激しいってありますよね。

たとえば、文章を書くことはとても得意だけど、人の話を聞くことは難しいなど、平均的ではないという部分です。

ただ、これは得意と苦手のギャップが大きいだけで、「文章も書けるのは当然」「人の話を聞けない自分はおかしい」となるのはちょっと早いのかなと思います。

生きづらさの原因は市場選定ミス

というのも、ミスマッチの原因は自分の能力がいちじるしく低いわけではなく、市場が大きな要因を閉めているからです。

市場とは学校や職場や友達関係など、自分が属しているフィールドのこと。

日本では多数決が勝つという法則があるので、いかに多数派になるか。または少数派でも大丈夫なメンタルや思考を持つかがカギだなと感じています。

これは時代や生きていく中で大きく変わってきますが、選択できることでもあります。

学校生活

小学校:足が速いやつ、おもしろいヤツがモテる
中学校:おもしろいヤツや部活で活躍してるヤツがモテる
高校:部活で活躍できて勉強できて顔がいいヤツがモテる

 

バイトの場合

コンビニ:同時作業が出来て要領がよい人が求められる
キャッチ:高めのコミュ力とノリの良さやセールス力が求められる
事務:淡々と集中して取り組める姿勢が求められる

めちゃくちゃざっくりですし、モテに関してはモテてなかったので分からないですけど、大体のイメージはこんな感じですw

なので、ここで市場に合っていない少数派になると「あれ?自分ってなんでこんなにできないんだ?」となってしまうと思うんですよね。

特に学校とかは一律で平均な部分が決められるので大変だと思います。

とはいっても「やりたくないこと我慢するのが普通だし簡単に見つからない」と思う人もいるかもしれません。

たしかにすぐに市場とマッチすることは実際難しいです。

ただ、今いる市場にとって自分がどの位置にいるのか。

自分の生活を細かく分けたときに、少しでも市場ミスマッチを防ぐ部分を探せないか?と考えることが少数派の生存戦力かもしれません。

学生ASDのAくんで例えると

学校:多くの人と関わるよりもひとりで読書出来る場所を見つける
職場:マルチタスクじゃなく、ひとりでじっくり出来る仕事を探す
友達関係:個人を尊重してくれるドライな人間関係を作る努力をする

こういう市場選定をすると、ギャップを感じにくくなると思います。なぜなら、関わっている市場が自分と近く落ち込む必要が無いからです。

発達障害で生きづらいときは外注化することがオススメ

ただ、市場は簡単には変えることはできません。

転校や転職などは難しいし、人間関係をリセットするのも勇気がいるからです。

ただ、市場の中で多数派に寄ることはできます。そこでオススメなのが外注化です。

出来ることは出来る人に任せたり、頼るスキルが非常に大切になってくるんじゃないかなぁと自分もひしひしと感じています。

家事ができない人であれば家事代行をたのむ。

人との関わり方に自信が無いなら、自分のことをフォローしてくれる仲介役の人間を探す

難しいように見えてシンプルで「持っているモノと引き換えにもらう」ことで市場に溶け込むといいかなと思います。

家事代行なら「お金」で苦手を解消する。人間関係の仲介なら「その人が得する部分を見つけて提供する」そして「代わりに苦手な部分のフォローなどをしてもらう」というように。

ぼくの過去を振り返ると、アスペルガーですが「それなりに合わせて振舞う」事は出来たので、付け焼き刃みたいな突発的なノリとかには対応できたんです。

あすてん
あすてん
その時に、面白いと思ってくれた人がクラスでも人気なポジションで、気が付いたら輪に入れたみたいな感じですねw

全部自分でやるよりも、部分的に周りの人にサポートしてもらう姿勢を持てると変わるんじゃないかなと思います。

生きやすさの前に生きづらくない状況を目指す

生きづらいと感じる人の多くは、真反対にある生きやすさにどうしても手を伸ばしがちです。

しかし、手が届かないことでギャップを感じて自信を失ってしまう悪循環にも陥りやすいのが問題です。

そんな時こそ、自分がいる立ち位置はどこにあるのか。

そこから、どうやって多数派になるか考えつつの「外注化」があると、変わるんじゃないかなあという話でした。

生きやすいになるのは難しいかもしれませんが、生きづらくはないには辿り着けると思うので、ぜひ一緒にいきづらくないを目指していきましょう。

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